太田じろうの世界――生誕100年を迎える“幻のまんが家”

太田じろう生誕100年

1923年1月2日に太田じろうは生まれました。
そう、つまり今年2023年は、太田じろうが生まれて100年ということです。

2022年は、原画展『太田じろうの世界展』を開催させていただきました。
『こぶたのぶうちゃん』を一冊にまとめることもできました。
LINEスタンプもつくれました。
ぽっこちゃんやぶうちゃん、ガン太たちは今も愛されています。

太田じろう生誕100年。
せっかくですので、あんなことや、こんなこと、さまざまなことを企画しております。
みなさま、どうぞお楽しみに。

こりすぽっこちゃんLINEスタンプ第2弾

NEWS!

太田じろう生誕100年!
森下と秋葉原の2会場で原画展『太田じろうの世界展』を開催【入場無料】

2023年6月・7月に、太田じろう生誕100年を記念した原画展『太田じろうの世界展』を東京都の森下・秋葉原の2会場で開催いたします。

【 森下会場 】 かわいいを満喫!
『太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち』

のらくろの町・森下に、こりすのぽっこちゃんたちがやってきます! [森下文化センター]を会場に、たっぷり24日間の開催となります。この機会に、太田じろうが描く可愛らしいキャラクターたちをぜひ間近でご覧ください。入場無料です!

<イベント概要>
「太田じろうの世界展~こりすのぽっこちゃんとかわいいなかまたち」
 
 内容:まんが家 太田じろう原画展
 会期:2023年6月24日(土)~7月17日(月・祝)※ただし7月3日(月)は休館日
 時間:9:00~21:00  ※秋葉原会場とは期間、時間が異なりますのでご注意ください。
 会場:江東区森下文化センター 1 階展示ロビー
   [東京都江東区森下3-12-17  (地下鉄「森下」「清澄白河」駅より徒歩8分)]
 入場:無料
 主催: 株式会社ダンク
 共催: 公益財団法人江東区文化コミュニティ財団
 江東区森下文化センター(田川水泡・のらくろ館)
 
※秋葉原会場とは展示内容が異なります。

【 秋葉原会場 】 発掘された人形劇の映像も!
 『太田じろうの世界展~こばとむらだいはくらんかい』

2020年・2022年と、いままでも会場となってきた秋葉原の[フォーラム・ダンク]では、9日間にわたってよりディープな太田じろうワールドを展開します。

原画の展示に加え、先日発見された昭和30年代放送の人形劇『こりすのぽっこちゃん』の映像も上映予定。こちらも入場無料です。

<イベント概要>
「太田じろうの世界展~こばとむらだいはくらんかい」
 
 内容:まんが家 太田じろう原画展
 会期:2023年7月1日(土)~7月9日(日)
 時間:12:00~19:00 ※森下会場とは期間、時間が異なりますのでご注意ください。
 会場:フォーラム・ダンク
     [東京都台東区台東1丁目7-1 邦洋秋葉原ビル1F ]
 入場:無料
 主催: 株式会社ダンク
 
※森下会場とは展示内容が異なります。

『こりすのぽっこちゃん』がついにまんが本に!

2つの『太田じろうの世界展』では、太田じろうの原画展示のほか、既刊の図録や復刻まんが『こぶたのぶうちゃん』、記念品グッズなども販売。
さらに今回は、ついに完成した『こりすのぽっこちゃん  おかしやさんのまき』のまんが本も会場で販売します。

■太田じろうコレクション②
『こりすのぽっこちゃん
  おかしやさんのまき』
  B5サイズ/148ページ/
  フルカラー
  税込 2,200円(本体2,000円)

※一般書店での販売は予定しておりません。
※会場のほか、まんだらけ通販でも取り扱っています。

最新情報は随時この公式サイト及びTwitterでお知らせいたします。
 
みなさまのご来場をお待ちしています。

太田じろうってどんな人?
~略歴~

太田じろう は1923年(大正12年)1月2日、東京市京橋区八丁堀で製本職人の家庭に生まれました。

早稲田実業学校卒業後、かき版屋などに勤めながら日本画を学び、『日の出』誌(集英社刊)にカットを寄稿。
1941年(昭和16年)、『イソップまんが』で漫画家デビューを果たしました。

以来、まんが家、絵本作家として活躍し、『こりすのぽっこちゃん』『お山のクロちゃん』『がんばれガン太』など多くの作品を生み出しました。

晩年は子ども向けの伝記漫画を執筆していましたが、1982年(昭和57年)3月29日に心筋梗塞のため59歳で亡くなりました。

太田じろうが生んだ作品たち
~作品紹介~

太田じろうは数多くの作品を生み出しました。

『こりすのぽっこちゃん』や『こぶたのぶうちゃん』に代表される
かわいらしい動物のキャラクターたちはもちろん、
相撲少年の『がんばれガン太』や、
時代劇マンガの岡引『白房の六ちゃん』、
さらには大人向け漫画誌『リイドコミック』(リイド社)の表紙イラストも担当していました。

太田じろう独特の、愛嬌あふれる作品たちをご紹介します。

いつもあなたと、太田じろう
~グッズのご紹介とショップ~

あなたのそばにいつもおいてほしいと思い、
太田じろうグッズを作りました。

原画展図録など、一部は通販で販売中です。ぜひご覧ください。

太田じろうを見つける旅
~「太田じろうの世界」プロジェクトのこれまでの軌跡~

我々は探しました。太田じろうを。その作品たちを。
そしてついに見つけたのです。散逸し、行方不明と思われた画稿の数々を。

昭和57年の春、太田じろうは急逝しました。
そして再び注目をされることもないまま現在に至ってしまったのです。

時を経て、時を越えて、なお色あせない

ご家族の元で大切に保管されていた天才の原稿を「多くの方に見てほしい」「感じてほしい」という衝動から原画展を開催したり、かわいらしいキャラクターたちをグッズにしたりしています。
太田じろうの生み出した世界をみなさんに愛していただければ、と思っています。